ワタクシゴトで恐縮なのですが、私の本業は庭のデザイン。
数年前のある日ひょっこり電話がかかってきて(電話の主は放送関係でかつてバリバリだったかたでした)、とある限界集落を『花』の力で盛り上げたいから力を貸してほしい、と。
ひら、か、くら、というちょっと知覚に入りにくい集落名を、私は受話器を肩に挟んだ右手で必死にメモした記憶があります。
ただ私は、老人会などの花壇作りで村おこしという手法に賛同しづらく、そのお話はそれっきりになっていました。
平鹿倉という懐かしい響きが、数年後の今、
レトロフトでライブなどを主催している松本充明さんの口から聞くことになろうとは思ってもみませんでした。
鹿児島大学の地域社会教育の久保田准教授が中心となり、
これまでにない新しい手法で平鹿倉を活性化させるプロジェクトが始動しているというのです。
・・・・地区にある「もの」を取り入れたダンスパフォーマンス、ライブ・インスタレーションの公演、そして地区をモチーフにしたストーリー本の制作、その朗読パフォーマンスで構成します。
・・・・平鹿倉そのもの〈人〉〈自然〉を美しい作品として後世まで形あるものとして保存するアートプロジェクトです。
(案内リーフレットより順不同で抜粋)
地域活性化の手法はあの頃から大きく進化していることに、驚きました。
その集落の生誕から現在を、舞踊、映像、物語で描き出すという、芸術性高い領域へと変貌していたのです。
フランス人映像作家Xavier Dalot氏による平鹿倉を舞台とした短編小説の朗読+生演奏、、、があるそうです。
今週の日曜日に平鹿倉の公民館で。
おそらくは誰もの予想を軽く超える催しとなるはず。
私からの拙いご案内ではありましたが、少しでもこゝろ動かされたというかたは、、、是非コチラをクリックしてください
《後日談》パフォーマンスを見て来ました!画像はコチラ→クリックしてください。