タテ糸とヨコ糸の人間模様〜ご隠居スライドショー

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                          撮影:松山千鶴子さん

レトロフトが『建築九州賞 業績賞』というものを頂戴し、
その報告会=ご隠居スライドショーが6月29日の夕方開催されました。

福岡での授賞式のスピーチをベースに、初のメーキング・オブ・レトロフト(レトロフトができるまで)のご披露でした。
ほとんどの方がご存知ではないレトロフトの『小さな歴史』。それはやはりタテ糸とヨコ糸の織り成す濃密な人間模様。

特に建築家の二俣暁徳さんやイラストレーターの江夏潤一さんなど、草創期のレトロフトを形作ってくださった方々の画像をたっぷりご覧いただきました。

下の画像は特になつかしかったです。
レトロフトチトセの暖簾をデザインいただいた江夏さんと私たちとで「原寸大」のノレンを紙で作って下げてみたときの風景。
誰もが真剣な顔。
そこにないものを作るという『本気度』が、画像としてきちんと記録されていたのです。やはり、モノづくりの人たちはモノを作っている時が最も輝く、と・・・・ごく当たり前のことに久しぶりに気がつく懐かしい時間でした。

レトロフトは・・・・ひとの「輪」のなかにしか存在しえないビルなんだなぁと改めて実感したことでした。
只々、感謝です。

ご隠居スライドショーは当初、レトロフト内部の方々を対象に報告会として企画されましたので平日の午後5時半という中途半端な時間からのスタートでした。
お仕事の都合で見学いただけなかった方々には申し訳ありませんでした。

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