連休続きだった9月のとある日曜日、
久しぶりにマルヤガーデンズの「ガーデンズシネマ」に妻とふたりで。
ジャンヌ・モローという往年の大女優が
久々に銀幕(この表現、古ッ)に。
休みはありがたいけど遠出はちょっとしんどい、
買い物に精出すほど若くもない、そんな世代の私たちには
ピッタリの時間のつぶしかたでした。
冷房の効いたホールで深々と、クッションのいい椅子に
背中を埋めて、、、暗闇の到来(わくわく)。
映画の中身は
とりたててドラマチックな展開があるでもなく、
女優の微妙な表情や物寂しいパリ(こんな切り口のパリもあった)、
フランス的な冷たい人間関係の妙、
そしてヨーロッパでも辺鄙な国の人々のメンタリティ、、、
季節の変わり目の気だるい休日に心地よい
佳作映画でした。
と、実はここでお伝えしたいのは、
できれば本日月曜日に映画を見にいける方々、
ガーデンズシネマさんのデジタル化の基金にご協力いただければと、
(基金のタイムリミットが月曜日)←クリックしてみて!
そのお願いのブログでした。
私たちの街に、サンダル履きで行けるちいさな映画館があることの豊かさを、、、
ちょっと今ひとたび感じてみてください。
もちろん私たちも本日、心ばかりのカンパを持って駆け付けます。