昨晩、吉田類さんの「酒場放浪記スペシャル」なるものが放映されていて、
収録の終わった店から出てきてコメント、という時に、
「ぽわん」
と吊り提灯がアタマがまきついてました。
紙の提灯なのでどうってことないのですが、
でもどう見ても、お客の頭に必ずあたる高さ。
「ウチといっしょだ!」
思わず膝をたたきました。
レトロフトチトセ☆ブックパサージュの裸電球は、
本をさがしている人が、滞在中、必ず1回は
「コッツン」
とアタマに当たるように設定(設計)されています。
なぜ???、、
・・・・「実感」を体感してほしいから。
すべてに出っ張った部分やとんがった人やモノをやんわりと圏外に追い出していくような
今のニッポン社会で、
丸い裸電球のアタマこっつん、は、
ここちよいバツのわるさ、とか忘れかけていた防御本能を、
ひさしぶりに思い出してもらえるように・・・なんです。
それに、
昔みたいに住宅事情のわるかった時代は、
裸電球のソケットに手をのばしてアタマこっつん、とかは
日常茶飯事でしたね。
ちょっとレトロな「忘れかけてた記憶」のプレゼント、
でもあります。