FUKU+REのオープンでのもうひとつのお楽しみがあります。
昨年のはじめ、なりゆきで誕生しました
「日本一広いトイレ」
は、なぜかテレビやラジオ中継車まで入る騒ぎとなり、
みなさまに驚きと、概念のコペルニクス的転換をも促すという
大きな働きをしてくれました。
その日本一広いトイレはこのたび、その面積の3分の2をFUKU+REさんに
譲り渡すことになった結果、
昨年末日でひとつの役割を終えました(下画像は2010年の夏)。
そしてこのたびFUKU+REオープンに合わせて
2011年版バージョンアップを施して驚きのデビューです。
今度は「日本一☆変なトイレ」。
とはいえ、ここを訪れた方々のライブな感動を損ないたくないので、
「ご使用法」
のポイントのみ、本日はお伝えしようと思います。
まず、入り口はふたつあります。
カフェ側と廊下側。
そのどちらから入られましても
それぞれに深いおもむきがあります。
そしてトイレにつきものの「施錠」が、ここの設計デザイン上の
最大の難所・山場であった、と施工の各方面から
涙ながらに伝え聞きました。
一方のカギを閉めてももう一方があいたままでは
いけませんからです。
そのための対策が
綿密に、緻密に、ものすごいエネルギーを費やして施されているのです。
ハイテクというかローテクというか、
ものすごい配線とワイヤーの数々もトイレ内でビビッドにご覧いただけます。
NHK教育テレビのピタゴラスイッチからお知恵拝借して
「ピタゴラ・ロック」。
↑カフェ側からの入り口・ロック表示の風景。内部はぜひ現地で。
と、いろいろご説明申し上げたいところではありますが
さ、さ、今日のところのはこのあたりにしまして。
(実際にぜひ、ライブでご使用ください)
2011年版「日本一☆変なトイレ」
は、みなさまのお越しをウズウズと、とっても楽しみにお待ちしている様子です。
ご利用を心からお待ちしております。
FUKU+RE & 「日本一☆変なトイレ」の設計施工は
アカツキ設計・二俣さんでした。
今回も素晴らしい手腕を発揮していただきました。
↓新トイレ近影。あいかわらずシックでどこかメランコリーな、
それでいて人を暖かくつつみこむようなムードが。