2017年最初のレトロフト自主企画の催しをご案内申し上げます。
セッションライブ&トーク《建築と音》
ゲスト 建築家 高崎正治氏
視聴覚作家 松本充明氏 (進行役 レトロフト 永井明弘 永井友美恵)
日時 2017年1月27日(金)午後7時半より
会場 レトロフト1階リゼット広場 鹿児島市名山町2−1 レトロフト千歳ビル
参加費 2000円 (先着30名 要予約)
申し込み先>>コチラに記入の上送付ください。またはtel. 099-223-5066
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パリのエッフェル塔は建造された当初、人々の激しい非難にさらされました。世界遺産として最近脚光を浴びたル・コルビュジェの名建築群も全く同様でした。
アーティストが完成された様式(過去の)を脱ぎ捨てることは、実に勇気のいることなのです。
逆にいうなら、過去を纏い続けている限り建築家も芸術家も安全なのです。
今を生きる私たちは、だからこそ概念に囚われずにもっと同時代 〜 contemporary をしっかり知る努力をするべきなのではないでしょうか。
レトロフトでは2人のコンテンポラリーアーティストに光をあて、
今の時代を「知る」試みを・・・・・音楽ライブ&トークという形で試みます。
レトロフトmemo…
ひとつの建築を、ある人は歴史的名建築だと讃え、ある人は壮大なムダだと非難もしたりします。
その評価に一定の基準があるわけではありません。
古代ローマの歴史的建造物ですら一時は羊たちが草を食むばかりに荒れ果て、ようやくそれが評価されるのはルネッサンスという1000年もの時を経てから・・・・そんな人類の歴史を私たちは忘れてはいけないように私には思えるのです。
下画像は古代ローマの水道橋と、指宿市にある高崎氏作品のコラージュ連作。