8月の始めからお盆まで津軽の城下町・青森県弘前(ひろさき)市に滞在してきました。
初めて見るねぷた祭り、竜飛岬近くの漁港、伝統の人形劇etc….と楽しい夏の記憶ばかりですが、とはいえ「観光」はほぼ限られた日数で、むしろ連日、妻の従姉宅の食卓を皆で囲みごくふつうの食材での食事を楽しんでいました。
長い滞在でしみじみありがたいのは、台所を使ってごくフツーの食事ができるというのこと。
・・・・実際!二泊三日で出かけた旅館での食事は豪華すぎて、非日常すぎて、紋切り型で、閉口(!)
戦前までは広い林檎畑だったという従姉の家の広大な庭には、今でも友人知人たちが勝手に畑を作って穫れたて野菜を台所へと持ってきてくれます。私も生まれて初めて茗荷摘みというものを、その広い庭の片隅の畑で体験できました(下の画像)。
新鮮で味のしっかりした食材が毎度毎度の食卓に。
南の鹿児島同様、北の弘前の実に豊かな「食」の風景でした。
・・・・・しみじみ、大都会の人々が大枚叩いて高額なオーガニック野菜だの無農薬野菜だのに血眼になるのは申し訳ない。
まだまだこの広いニッポンは大仰に語る必要もないアタリマエの豊かさに囲まれていること、実感した次第でした。
さて前置きが長くなりました。
お盆をはさんで8月19日のレトロフト金曜市は、アールエイチプレスプレビューさんのご出店の日です。
どんな夏の食材が並ぶのか・・・直前にこのサイトで←click!! ご確認くださいね!
↓ ボサボサに伸び切った茗荷の畑。