クロワズモン☆今井 和雄 guitar


2014年1月17日、土曜の夜に開催された
松本 充明プロデュースによる連続音楽ライブcroisements vol.4. ~ゲスト 今井和雄~。
ライブ終了後のおおかたの観客も消えた会場に
静かに、いつまでも青年と語り合う今井和雄氏。
ほぼ周りの灯りも落とされた会場に浮かび上がったこの光景が、
心に焼き付きました。
現代作曲家として活躍中の青年は、
彼は言葉を慎重に選びつつ、
自身の葛藤を曝すように今井氏に、
現代を、即興を、音楽哲学を、丁寧に尋ねます。
劇的で燃えるようだった60~70年代音楽芸術への憧憬も眼差しに込めて。
・・・・・今回のクロワズモンは
これまでで最多の観客に集まっていただきました。
でも、
たったひとりの青年に、
大先輩との対話、出会いをご準備できたそのことが、、、
宝。
松本充明氏に、松岡竜太氏に深く感謝。
今井氏の音楽は、
激しい音楽とうらはらにおそろしいほどの知性に裏打ちされて、
圧倒されるほどの知性の集積、そして思索の痕跡。


即興を介した思想家、哲学の人。
後半の「本」を語るコーナーでようやく私にも、
今井氏を成す要素を知るきっかけの言葉が、
ぽつり、ぽつりと拾い出せて理解への糸口となりました。
深い、静かな、
激し過ぎる・・・
実にうつくしい夜でした。
↓演奏後に、本を語る今井和雄氏


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。