建設現場って、不思議だと思いませんか。
部長がいて課長がいて指図書がまわってきて稟議書をあげて、
っていう中間がいっさいなくって、
「いきなり現場」
朝仕事をはじめて
お昼には日なたでホカ弁、定時の缶コーヒータイム、
で、終業前にはきちんとおそうじをして
5時の合図でめいめい散っていく・・・
で、仕事はどんどん進捗。これっていったいどんなメカニズム?
ナゾ。
と、この姿を
東京大学名誉教授で免疫学者の故・多田富雄さんは
「天使たちの昼下がり」
と例えているンです。
建築現場の作業員たちの動きが、免疫反応のメカニズムと同じだというのです。
くわしくは多田富雄著「独酌余滴」に。そういえば、
昨年のエリック・クラインマンさんのハープ作りものづくりワークショップで
↓ ↓ こんなシーンが(みな現場系の仲間たち。あ、建築家も)
これ、じゅうぶんに天使的だと思いませんか。
GENBAってどんな世界なのか、
ぜひ見にいらしてください。
現場のアート、お見せします。
レトロフトMuseo お隣のFUKU+REにて開催です。