jaap blonk☆japan tour


大雨続きの鹿児島で、
この日もクルマから一瞬外へ出るだけでも裾も肩もずぶ濡れになるような、
暗い、湿気た、ちょっと心の動きにくい土曜日の夕刻。
そんなときに、
音響の詩人ヤープ・ブロンクをライブで経験できたことはたぶん、
ちょっとした自分の「財産」となっていくかも、と直感しました。
世の中に巣食う「壁」や、
(わるい意味の)伝統、自分自身をしばる概念、世間体、こころの劣化、、、、
それらがこの日の雨の膨大な水量とともに流されていく、
そんな印象を抱いたのです。
ああなんて人間、狭い領域で生きているんだろう。
ブロンク氏が「音響の詩」に置き換えて表現してくれた、
「ナイトフィッシュ(夜の魚)」という、文字のない詩。Cristian Morgenstern作→wikipediaの解説へ


 


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