「けものみち」が好き


幼少のみぎりより
親のため、家業のため「正しいよい子」してきた私は、
「・・・そうはいっても」
という反発とも反抗ともいえぬ思いがずっと堆積したままで、
そのプチトラウマからか、今では
「正しいこと」や「ご立派なもの」を見ると忌避して通りがち。
公共のエリアで
〈ここを正しく歩いてくださいまし〉と、
キチンと整備された園路のすぐ脇にひょっこり存在する、ケモノ道。
管理者にはにらまれようが
私はこの道↑↑が好き。
多くの人が選び、通って、それでできあがった「道」です。
そしてレトロフトは、ケモノ道がお似合い。
傍流だからいつだって自由!
なはずが
最近ではレトロフトの名前が広まるにつけ
たまに思いがけない反発にあうこともあります。
レトロフト的発想は、
かごしまの地域色や伝統性から少し「浮いた」印象もつきまとっていますし。
「でも、まあ、それもこれもありということで」
いろいろあってもいつかは理解してもらえることでしょう。
本当の思いは未来の理解に夢を託して、
今日も、ケモノ道好みの梅雨の日散歩です。
・・・いつになったら「王道」にご縁ができるのでしょう(笑。

 


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