昨夜の和田 浩さんの一夜限りの舞踏、
『The crack for・・・』
※8月16日夜公演終了 @レトロフトMuseo
冒頭はAdagetto(超ゆっくりな)なスタート。
クラッシック音楽の世界で例えるなら、速度の遅い演奏での緊張感の持続は至難のわざ。
そんないきなりの技巧表現と張りつめた空気、
いったいこの先どうなるのだろう、と案じるほどでした。
装飾を取り去った、身体のみの表現。
仮に最も洗練された歌舞伎女形の舞いの
その豪華な衣装を取り去ったその内奥の、
身体の動きはこうなのかもしれない・・・
そんな幻想すら抱く、舞踏の澄んだ表現でした。
和田さん、
どうかまた、
いつかはこの鹿児島に戻ってきてくださいね!
memo… 「The crack for…」はクローズドな内輪の公演でした。
が、会場キャパに少しだけ残席がありましたので、当日のブログで急遽短時間だけアナウンスをして外部から数名の方々にもご入場いただきました。ご了承ください。