他人さまは勝手に性善説をとってしまうのか、
「実はわたし、ほとんど本を読まないのです」
と打ち明け話をしても、またまたぁと笑って(勝手に)否定してくださいます。
まこと、こどもの時から読書の習慣がなかったのを恥じております、
と畳みかけても、
ご冗談をぉと、はぐらかされるばかり。
ならば!とて、
こう書けば誰もが信じてくださるかも。
「私は神田の古本屋街に行ったことがありません」
はい、これが真実です。
なので行ってきました、神田神保町の古本屋街に。
感想。
素晴らしかったぁ・・・!!
初めて訪ねた神田神保町は、「ビブリオ古書堂の事件簿」の影響なのか、
街全体がなんだか、ひときわ浮揚している印象を受けました。
活気と文化の香りが、まるでテーマパークのように隅々まで充満していました。
ああ、これでも大学生活+社会人の2年間を
東京で過ごした私がこの体たらく。
古書リゼット☆ブックパサージュの開設で
本が身近になったとはいえ、いかんとも恥ずかしい胸の内なのでした。
初めての神保町体験を経ての感想。
「人生は、とりかえしがつくもんだ」
そして、僭越ながらもうひとつの感想・・・・。
「安井さんの古書リゼット☆ブックパサージュよりかっこいい書店がなかった」
c.f…..タネあかし
実はレトロフトが見本にしていた古書店は、パリ・ベルリン・ローマ、そしてミラノと京都の店々。単にうっかり「東京」を見おとしていたのでした!