台風も去り、
連日賑わった松山 芽衣子さんの一週間も終わり、
レトロフトにはまたすこし静かな秋がもどってきました。
どれ、また屋上のみどりのお手入れでもするか。
私の本業は造園家。
そのプロが「世間様の手前、こんな雑草の庭を楽しんでていいのか」と
逡巡してしまうようなレトロフトの屋上。
で、その屋上庭園のバイブルがコレ↑。
水も撒かず、薬剤もまかず、殺虫剤もまかず、肥料もなし。
雑草を根こそぎ抜くでもなく・・・
勝手にはえる雑草をそれなりに愛で、
背のたかすぎる雑草だけは頑なに刈り(日蔭ができると他の雑草が育たないので)、
そして生存競争に勝ち残ったハーブだけを慈しみ。
単純に雑草もハーブも花もいっしょくたに地面から一定の長さで刈り揃えるだけのガーデン。
そんな庭づくりをもう2年以上続けています。
スイス・インターラーケンという都市のドまん中にあった市民公園が
こんなメソッドでつくられていたのです。
薬剤で維持されるグリーンや色とりどりの花壇って、
ちょっと前世紀的、前々世紀的、、、と
レトロフトは思ってしまうわけです。