まだまだ猛暑、・・・とはいいつつ、
空を眺めてみるとさっと軽やかな秋の雲が。
一枚の絵をあいた壁に掛けてみる、
そんな気分になれる時も、
きっとまもなく来るのでしょう。
妻が子供時代、
今ではもう画壇の重鎮になった画家が、
まだ若くてかけだしだった頃に
東京のアトリエをお父さんと訪ねて
どうしたいきさつなのか、わけてもらったという・・・この絵。
シャルトルの大聖堂に桜。
若き画家との対話、子供の記憶、大聖堂、春、、、、
目の前の現実とはあまりにも違う季節、場所、時間。
それを思う、だけでも
一瞬心に風がとおります。
涼しくなった10月末から11月初旬、
レトロフトMuseoでも、ある若い絵描きさんの個展がひらかれます。
その頃の季節がひたすら、、、待ち遠しい炎暑の秋です。