昨年の、桜の4月に届いた、丹下甲一前鹿児島県副知事逝去の知らせ。
その思いもよらぬ訃報に、丹下氏を慕う人々は茫然自失となったのです。
でもしばらくしてその喪失感からの「復興」は、丹下さんにまつわる思い出を寄せた文集を作ってはどうだろうというひとりの新聞記者の声から、でした。
レトロフトMuseoでは本日午後5時まで《Chie Art 原画展》を開催中です。この展覧会も丹下氏がこの作家さんを鹿児島でも紹介したいと、情熱をもって前回マルヤガーデンズで第一回目が開催されました。
図らずも第二回目となったレトロフト会場は今、桜の便りにつつまれています。桜は、丹下氏の愛してやまない花でした。
前副知事とご交遊がおありでした方々、またその文化事業にかかわりのありました皆さま、
本日夕刻までとなりましたこのたびの展覧会、どうぞ足をお運びください。
(この文集は販売目的ではなく文章を寄せた人々の手もとに永く置くための文集です)