伝統の身体・創造の呼吸~薩摩琵琶とともに☆第七話


これまで、『伝統の身体・・・・』にかかわる人々のこれまでの物語りを
このブログで連続してご紹介してきました。
ピアニストの廻 由美子さんと、
そしてファイナルに現代作曲家の原田 敬子さんのお二人をご紹介して、
いよいよ今週木曜日の本公演へと船首を寄せてまいります。
ところで、日本でのクラッシック界、
そこに独特の色というか壁、を感じてしまう・・・
そうお感じの人がいらっしゃるとすれば、廻 由美子さんの姿はきっと、
「その先を行く」
颯爽としたありように映るはず。
廻さんの音楽は、例えるなら現代詩の歌人
古典の壁と権威の内側からそれを取払い、《現代》に息吹を伝えてくれる最上のピアニスト
私たちが生き、呼吸をしている《現代》が
軽やかな鈴の音のように降り注いできます。
繊細な指先からの溢れ来るのは《同時代の》メッセージなのです。
、、、演奏会の日も、どうぞみなさまの心を音楽詩の世界に、
自在に泳がせてください。
演奏会のご案内→コチラ(チケットはほぼ完売です)
画像は鹿児島県福山町からの夕暮れの風景。
かつてこのエリアは島津藩の時代、「廻(めぐり)」と呼ばれていました。
廻 由美子さんはその城主・廻城ゆかりの家系のかただそうです。


 


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