伝統の身体・創造の呼吸~薩摩琵琶とともに☆第六話


レトロフトというのは不思議がられます。
絵といっても不思議な絵、
音楽といっても「雑音」「炸裂音」に近いライブもあり、
コンテンポラリーダンス、という領域も、なかなかに説明のムズカシイ一分野です。
なので、私はよくお坊さんや神父さんの動きでもって「鑑賞の壷」を
ご説明したりします。
祈る姿は当然として、僧侶や神官が、ただ歩く、座す、立ちあがる、
衣の袖を高く上げる、じっと瞑目する、、、、
そうした「動き」のなかに、私たちは何かをイメージし、
癒され、あるいは勇気づけられ、畏怖の念をも抱きます。
宗教者は二千年の歳月で磨き上げた身体芸術のパフォーマー(表現者)。
かくも、人間の身体は饒舌&雄弁なのです。
伝統の身体・創造の・・・』の舞台で、
仮に、音楽でその意図が読み取れない箇所とかありましたら、一度、
ご自身の眼差しを、
JOUさんの動きにシフトさせてみてください。
JOUさんは、奏でられる音楽世界の
「ヴィジュアル(見える)世界」
への道先案内人。
目をJOUさんの動きに寄せて
素のままの心で舞台を、音楽を、楽しめるようになりましたら・・・
舞台は何倍も、こころに迫りますよ。
「夏のおおすみ芸術祭」でのJOUさんのシーンを、
私が勝手にスライドショーにして勝手に筋書きを各画像の脇に添えたものがあります。
ご参考になさってみてください→コチラの画像を一枚一枚クリックください。


 


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