間の美学~デザインとしての「かな」~


  間の美学 ~デザインとしての「かな」~
日時 2015年9月29日(火)~10月4日(日) 11時~19時
会場 レトロフトMuseo  鹿児島市名山町2−1 レトロフト千歳ビル二階
入場無料    お問い合わせ 099−223−5066
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日本旅館では「~の間」で部屋を表します。
数字にはない情緒。
でもいったい何なんでしょう。。。《間》って?
レトロフトでは「かな」という、
日本伝統の文化を手がかりに、その謎を探求しています。
このたびの展示は、
通常の書道展とはまったく違って、
《デザイン》としてお楽しみいただける、レトロフト秋のオリジナル企画展覧会です。
↓会場にはこんな展示ブースも。
 
図案は、
「連綿」とよばれる続け書きをひとかたまりのブロックととらえてアウトラインだけをトレースしたものです。
その脇にはオリジナルを並べて、
ヴィジュアルとして《間》を鑑賞できるスタイルにしました。
 
こんな不思議な仕掛けが、会場には散りばめられています。
日本人の「間」を感得する第一歩を、
まずはこのかな展から感じてみてください。
なのでこの展覧会は、
若いイラストレーターやデザイナーの方々に足を運んでいただきたいデザイン展。
日本人の感性を知り、
また、デザインで海外へ打って出るにも、
私たちにしかない特殊な感性を自覚していただきたいから。
例えば、
20年前には西欧では見向きもされなかった「和食」が今では世界遺産なんですよ。
同様にきっとその次は、
かな書かもしれません、
太鼓、鼓などの和楽器かもしれませんし、
日本画かもしれませんし、
キモノのデザインかもしれません。
すべてのキーワードは「間」。
《かな書》の森に、どうぞ
未来を探りにいらしてみてください。
※音楽的&声として、《間》を感じていただくパフォーマンスは
 コチラです。今週土曜日の夜。」
↓《展示協力》 永井 麗華
※会場に展示の書は、書家・永井 麗華(ながい れいか)氏の作品です。


 

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