博物館の国宝クラスの磁器陶磁器展示ブースで、たとえば
“青磁象嵌蒲柳鷺唐子文浄瓶”
とかなんとか(読み仮名もなく)書いてあって、奇妙キテレツチンプンカンプン、
いったい!コレはなんじゃい?!と、ふと脇の英文表記に目をやってみると、
”Jar”
とだけ超訳されてて、カクッとなることがあります。
なんだ、ジャーでしたか、あの象印ジャーと同じ。
(じゃあ、青磁だの象嵌だの唐子紋云々とかの説明はどこへ消えたの!といいたくなりますが)
同様に、
まだまだ日本人には馴染みの薄い「製本」という領域も、
英語の表記を知ってみると、なんだ!こういうことなのねと
素早く合点がいくかもしれません。
”Book Binding(ブック・バインディング)"
はい、あのバインダーと一緒でした、英語はわかりやすい。
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