昨日、日曜日の最終日までに
「刺し子展」では、じつに多彩なお客様をお迎えすることができました。
なかでも印象的でしたのが、若い3人組みのクリエーターの男性。
東京の超最先端の分野で泣く子もだまるバリバリのお3人、
レトロフトチトセビルのあちこちが、ぴったし
「ツボ」
にはまったのか、笑顔、笑顔、また笑顔。
少年の姿にもどって探訪している感じでした。
東京の進んだものを多数知っておいでの方々なのに
こんなにも素直に反応してくださるのが、
私たちも、ちょっと「エヘン !」気分でした。
思うに、
人の手を経て、
知恵を駆使して丁寧につくられたもの、
・・・刺し子でも、古書でも、建築でも、有機野菜でも、日本一不思議なトイレでも、
は、その形状や業態にかかわらず
手間ひまかけた分、
すーっと人のこころに届くのかも、と
思ったのでした。
85歳の刺し子作家も30代バリバリのクリエーターも、
レトロフトという古ビル空間でなら、
一瞬にしてフェロー(仲間 or 相棒)気分になれるのかも。
たぶん、これが
ものづくりのチカラ。
なんだか、とてもうれしい時間でした。