二週に渡って新春レトロ市


本来の開催日が大雪にぶち当たり、
大雪警報のなか、決死の覚悟で会場に到達頂いた「初回レトロ市」参加者の熱気は、今後の語りぐさになるかも。
さながら戦友との雪中行軍のおももちでした!
ところで《大阪アースダイバー》という本のなかで文化人類学者の中沢新一さんは、商い=「市」をこう分析しておいでです。
縁故の信用が重要な農村&封建社会とちがって、
「市」
は、おカネという道具を使ってだけの他者との交流なので、無縁(自由)社会。
これが、
ヨーロッパのシチズン=平等な市民関係、あるいは自由都市の源なのだそうです。
これで謎が解けました!
鹿児島はこれだけの大都市なのに、「庶民の市場」がないユニークな街。
その理由は・・・封建領主の街だったからなのでした。
大袈裟にいうなら、《レトロ市》で皆様にも味わっていただきたいのは、
信長に対抗した自治都市・Sacay(堺)と同じの
自由の空気感、、、なんです、よ。
 
売れっ子のデザイナーや全国各地で大きな講演会を開くほどの人たちが交替でレジ打ちをする風景も「レトロ市」的自由風景。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。