昨晩のプチキャンパス☆は、
イタリアルネサンスの名画、Botticelliの「春」~La Primavera
に描かれた花々の寓意を解説・・・
という花の春にあわせた趣向でした。
そしたら、なんと、
参加者のかた(先月のプチキャンパス☆講師の松山さんのおかあさま)が、
お庭でそだてた花々の、しかも、
ボッティチェリの「春」に描かれた花をセレクトして
美しいブーケにして持ってきていただいたのです。
忘れな草、スミレ、ムスカリ、ヒナゲシ、アネモネ・・・etc…
そして、
フィレンツェの象徴=アイリスまである!
・・・・・そうなんです、ここにあるすべての花には
描かれるだけの「意味」=寓意が込められているのです。
スライド画像だけではないリアルな花の色彩、香りに
ライブ感覚でフィレンツェの花の勉強ができました。
15年も前にウフィッツィ美術館を訪ね、
この絵の前に1時間もたたずみ、
いつかはこれらの花々で庭を彩りたいと、
以来、丹誠込めてプリマベーラを心におきつつ
花を育てていたのだそうです。
こんなに素敵なサプライズを、
本当にありがとうございました。
実際のブーケをかこんで、松山さんから花育てのお話しや
名画との出会いの話などしていただいて、
夜も更けるまで参加者一同、春の花につつまれた、
夢のような春の時間でした。
↑↓水揚げの都合もあって画像ではブルー系、レッド系と分けていますが、
いただいたブーケでは混色の取り合わせが見事で、
まさにボッティチェリの名画の世界そのもの、百花繚乱のルネサンス風景でした!