本日3月15日(土)より開催の
「望雲 鹿児島展」
素敵な展示に思わず器の手触りを味わってみたり、
洋食カトラリーの質感を感じてみたり。
ふと、展示の皿の向こうに目をやると、どこか
ルネッサンス的な肖像画をモチーフとしたフレスコ画(漆喰板)が立てかけてあります。
やさしい色調に目をうばわれていると、望雲さんが
「これ作者不詳なんですよ。人知れず、でもいい品っていうのが好きなので・・」
問わず語りに、イタリアでこの漆喰板を見つけた時の出会いを
語ってくださいました。
なるほどここに並ぶ品々には、
妙に作家性を強調したり希少さをありがたがらせたり・・・が、ほとんどありません。
良いものを自身の感性だけでセレクトしつづけた自信と、自然さ。
たぶん・・・それが望雲の「有りよう」なのでしょう。
値札に目をやってみても、あ、これなら、と思える品が随分と多いです。
肩肘張らずに
でも、洗練の品々で暮らしを彩りたい。
そう思う人々の、望雲はひょっとしたサンクチュアリー(聖地)なのかもしれない、
ふと、そう感じたのです。
※3月23日(日)までの開催です。但し、「お早めに」がベター。品物との出会いには限りがありますので。
展示してある「椅子や机」「照明」にいたるまで幅広い展示品が販売の対象です。
詳しくはスタッフにお尋ねください。
